結婚相談所での婚活の進め方8ステップ|入会前から成婚まで後悔しないために
「結婚相談所に入れば、あとは担当者に任せればいい?」
「お見合いでは何を見ればいい?」
「仮交際から真剣交際へ進んでいいのか分からない」
結婚相談所で婚活を始めると、こうした迷いが何度も出てきます。
結婚相談所には、お相手探し、お見合い、仮交際、真剣交際、成婚といった一定の流れがあります。
ただし、本当に難しいのは流れを覚えることではありません。
難しいのは、
「この人と次の段階へ進んでいいのか」
を判断することです。
この記事では、結婚相談所での婚活を8つのステップに分けて、
何をするのか
何を見るのか
何を基準に次へ進むのか
まで整理します。
婚活のゴールは、できるだけ早く成婚退会することではありません。
結婚したあとも、
「この人を選んでよかった」
と思える相手を、自分自身も納得して選ぶことです。
結婚相談所の活動ルール、交際期間、「成婚」の定義などは、相談所や所属連盟によって異なります。
この記事では一般的な流れを中心に解説し、IBJ固有の仕組みを紹介する場合は「IBJの場合」と明記します。
まず確認|結婚相談所での婚活8ステップ
最初に、記事全体の流れを見ておきましょう。

この8段階で、
「どうすれば選ばれるか」だけではなく、「自分は何を確認すればいいか」
を見ていきます。
ステップ1|どんな結婚生活を送りたいか考える
婚活を始めると、
「年収は○万円以上」「○歳まで」「身長は○cm以上」など、相手の条件から考えやすくなります。
条件は必要です。
ただし、条件だけを並べても、自分がどんな結婚生活を送りたいのかまでは分かりません。
最初に考えてほしいのは、
私は、結婚したあと、どんな毎日を送りたい?
という問いです。
たとえば、
- 共働きを続けたい
- 子どもについて話し合える関係がいい
- 家事や育児を一緒に担いたい
- 一人の時間も尊重したい
- 親との同居は望まない
- お金について隠さず話せる関係がいい
- 意見が違っても話し合える人がいい
こうした生活像を先に考えると、プロフィールの数字だけに振り回されにくくなります。
条件は3つに分ける
① 譲れない条件
結婚生活に大きく影響するもの。
② できれば希望する条件
満たしていればうれしいが、それだけで除外しないもの。
③ 会って判断するもの
会話、安心感、話し合い方、相手の行動など。
条件を増やすことが目的ではありません。
「自分がどんな生活を送りたいのか」から、必要な条件を考えることがポイントです。
大切なのは、条件をたくさん増やすことではありません。
自分が何を大切にして生きたいのかを明確にすることです。
ステップ2|料金・ルール・サポートを確認する
結婚相談所を選ぶときは、月会費や初期費用だけでなく、活動全体を見てください。
確認したいのは、
- 初期費用
- 月会費
- お見合い料
- 成婚料
- 申し込み可能数
- 会員ネットワーク
- 担当者への相談方法
- 面談の有無
- 紹介方法
- 休会・退会条件
- 成婚の定義
などです。
特に見てほしいのは、
「迷ったとき、どこまで担当者へ相談できるか」
です。
婚活では、
「この人との交際を続けるべき?」
「結婚観をいつ聞けばいい?」
「条件はいいけれど違和感がある」
と迷う場面があります。
そのとき、どこまで相談できるのかはサービスによって違います。
安い相談所が悪いわけでも、高い相談所なら必ず手厚いわけでもありません。
料金とサポート内容をセットで比較してください。
▶ オンライン結婚相談所のメリット・デメリットと選び方を見る
ステップ3|条件だけで相手を絞りすぎない
プロフィールでは、年齢、年収、職業、居住地などを確認できます。
これらは結婚生活を考えるうえで重要です。
ただし、プロフィールだけでは、
- 意見が違ったときの態度
- 人への接し方
- 話し合える人か
- 金銭感覚
- 約束への向き合い方
- 一緒にいて安心できるか
までは分かりません。
そこで、
「譲れない条件を満たしていない」
のか、
「まだ分からないだけ」
なのかを分けて考えます。
後者なら、実際に会って判断する余地があります。
また、「毎週○人申し込めばいい」という万人共通の正解もありません。
婚活に使える時間や、仮交際の人数、仕事の忙しさによって適切な活動量は変わります。
数を増やすより、自分が丁寧に判断できるペースを守ることが大切です。

ステップ4|お見合いで「もう一度会いたいか」を考える
お見合いは、相手に選んでもらう試験ではありません。
あなたも相手を見る時間です。
最低限、
- 時間を守る
- 清潔感を整える
- 相手のプロフィールを読んでおく
- 挨拶をする
- 相手の話を聞く
- 自分のことも話す
といった配慮は必要です。
ただし、
「男性受けする髪型にしなければ」
「女性らしく見せなければ」
「ずっと笑っていなければ」
と、自分を演じる必要はありません。
相手に失礼のない清潔感と、自分らしく会話できることを大切にしてください。
お見合いで見るのは「盛り上がったか」だけではない
確認したいのは、
- 話を最後まで聞いてくれるか
- 質問と会話が一方通行ではないか
- 意見をすぐ否定しないか
- 店員など第三者への態度はどうか
- 過度に踏み込んでこないか
- 不快な冗談や性的な発言をしないか
- もう一度話してみたいと思えるか
です。
ここで、
「この人と結婚したい?」
まで決める必要はありません。
「もう一度会って、もう少し知りたい?」
と考えれば十分です。
IBJでは、お見合い後に双方が「もう一度会いたい」となれば仮交際へ進みます。
ステップ5|仮交際で関係を深められるかを見る
IBJの場合、仮交際は相性を確認する期間で、複数人との同時交際も可能です。仮交際期間は1〜1.5か月程度が目安とされています。
ただし、これはIBJの場合です。
利用している相談所のルールを優先してください。
すぐ好きになれなくても問題ない
数回会っただけで、
「まだ好きじゃない」
と焦る必要はありません。
仮交際では、
好きになれるかを無理に決めるのではなく、関係を深めていきたいと思えるか
を見ます。
たとえば、
- また会いたいと思える
- 会ったあと極端に疲れない
- 自分の意見を言える
- 相手もこちらを知ろうとしている
- 約束を尊重する
- 双方から誘えている
- 将来の話が少しずつできる
などです。
IBJでも、成婚者の交際を振り返ったポイントとして、双方から自然に誘えていたことや、将来について話せていたことなどを紹介しています。
「条件がいいから続ける」「ドキドキしないから終了する」の二択にしないこと。
見るのは、
「この人と、もう少し関係をつくっていきたいか」
です。
ステップ6|真剣交際前に相手の行動を見る
真剣交際へ進む前は、大きな判断ポイントです。
ここで重視したいのは、
意見が違ったときや、相手の思い通りにならなかったときの行動です。
- 「NO」を尊重できる
- 意見が違っても威圧しない
- 約束や時間を軽く扱わない
- 間違ったときに認められる
- 店員や家族などへの態度が極端に変わらない
- お金について話せる
- 仕事や家事について話せる
- あなたの友人や一人の時間を尊重する
- 言葉と行動が大きく矛盾していない
- あなたばかりが我慢していない
「優しい人」という言葉だけでは判断できません。
人柄は、日常の行動に表れます。
▶ 「この人と結婚したら幸せになれる?」結婚相手にしたい男性の特徴10選

ステップ7|真剣交際で結婚後の生活を話し合う
IBJの場合、真剣交際では相手を一人に絞り、結婚を前提に交際します。公式案内では、仮交際終了後から1.5〜2か月程度が目安とされています。
この段階では、
「好き」
「楽しい」
だけではなく、結婚後の生活について話していきます。
結婚前に話しておきたいこと
- 住む場所
- 働き方
- 収入・貯蓄・借入
- 家計管理
- 家事分担
- 子ども
- 育児
- 親との関係
- 同居や介護
- 転勤
- 休日
- 一人の時間
- 大きな買い物
- 将来の生活設計
重要なのは、
すべて同じ価値観であることではありません。
むしろ見るのは、
違いが出たとき、二人で話し合えるか。
です。
片方が我慢して合わせるのではなく、
「二人ならどうする?」
と考えられる関係かを確認してください。
ステップ8|納得してから成婚を決める
成婚が近づくと、
「ここまで来たのだから」
「また婚活を最初からやり直したくない」
という気持ちが判断に影響することがあります。
しかし、成婚退会は結婚生活のスタート地点です。
そのため、
- 結婚意思
- お金
- 住居
- 仕事
- 家事
- 子ども
- 家族
- 大きな懸念事項
について、できるだけ確認しておきましょう。
IBJ加盟相談所では「成婚=婚約」と定義されています。
またIBJでは、お見合い後の交際期間は原則3か月とされ、事情がある場合は担当カウンセラーへの相談が必要です。さらに、宿泊・旅行・婚前交渉・同棲などは成婚扱いとなるルールがあります。
これらはIBJ固有のルールなので、利用する相談所の最新規約を必ず確認してください。
「ここまで時間もお金も使ったから」という理由だけで結婚しないこと。
一方で、100%の確信を待ち続ける必要もありません。
見るべきなのは、
重要なことを話し合い、相手の行動も見たうえで、自分が納得して選べるか
です。
結婚相談所で婚活するときに避けたい5つの思い込み
1.たくさん会えば必ず理想の人に出会える
活動量は必要ですが、多すぎると一人ひとりを見る時間が減ります。
自分が丁寧に判断できる量かを優先してください。
2.条件が良ければ結婚生活もうまくいく
条件と関係性は別です。
プロフィールが理想通りでも、話し合えない関係なら結婚後に苦しくなる可能性があります。
3.すぐ好きになれないなら相性が悪い
初対面で恋愛感情が生まれないこともあります。
まずは、
「もう少し知りたいか」
で考えて構いません。
4.担当者の意見が正解
担当者の経験は役立ちます。
でも、
相談することと、判断を任せることは別です。
最後に選ぶのは自分です。
5.成婚退会できれば婚活成功
成婚は重要な節目です。
しかし本当の目的は、
結婚したあとも、一緒に人生をつくっていける相手と出会うこと
です。
担当者は「答えを決めてもらう人」ではなく「考えを整理する相手」
結婚相談所のメリットの一つは、婚活中の悩みを第三者へ相談できることです。
IBJでも、デート後の振り返りをカウンセラーへ共有し、相談する仕組みが案内されています。
たとえば、
「条件はいいけれど違和感がある」
「真剣交際へ進むべきか分からない」
「お金の話をどう切り出せばいい?」
というときに活用できます。
相談できることと、判断を任せることは別です。
担当者の意見は、
自分では気づかなかった視点を得る材料
として使いましょう。
最後に決めるのは、自分自身です。
結婚相談所は「成婚率」や「知名度」だけで選ばない
これから結婚相談所を選ぶなら、
「成婚率○%」
「最短○か月」
「会員数○万人」
といった数字だけで決めない方がよいでしょう。
数字を見るときは、
何を成婚と定義しているのか
誰を分母にしているのか
どの期間を集計しているのか
まで確認する必要があります。
たとえばIBJでは、2025年に成婚した19,112人について、女性の在籍期間中央値は約7.6か月、成婚相手との交際日数は「90〜119日」が最多と公表しています。これはIBJで実際に成婚した人のデータであり、「入会した女性全員がその期間で結婚する」という意味ではありません。
相談所を比較するときは、
- 自分の地域・年齢で活動しやすいか
- 会員ネットワーク
- 申し込み可能数
- 担当者への相談方法
- 面談頻度
- 活動した場合の総額
- 成婚の定義
- 休会・退会条件
- 自分の婚活スタイルに合っているか
を見てください。
可能であれば、気になる2〜3社へ同じ質問をして比較すると違いが分かりやすくなります。
▶ 35歳からの女性におすすめの結婚相談所4社を徹底比較|後悔しない選び方

まとめ|結婚相談所では「早く結婚する」より「納得して選ぶ」
結婚相談所での婚活を8つのステップで見てきました。
- どんな結婚生活を送りたいか整理する
- 料金・ルール・サポートを確認する
- プロフィールだけで切りすぎない
- お見合いではお互いを知る
- 仮交際で関係を深められるかを見る
- 真剣交際前に相手の行動を見る
- 真剣交際で結婚後の現実を話す
- 自分が納得してから成婚を決める
結婚相談所には、結婚を考えている相手と出会い、活動を進めるための仕組みがあります。
ただし、
効率よく婚活できることと、幸せな結婚ができることは同じではありません。
だから、
「どうすれば選んでもらえる?」
だけではなく、
「私は、この人と人生を一緒につくっていきたい?」
という問いも持ってください。
条件を見る。
行動を見る。
違いを話し合う。
そして、相手から選ばれるだけではなく、自分も納得して相手を選ぶ。
結婚の鍵は、「選ばれること」ではなく、「選び合えること」です。
婚活の目的は、できるだけ早く結婚することだけではありません。
結婚したあとも「この人を選んでよかった」と思える相手と出会うこと。
結婚相談所は、そのための一つの手段として活用してください。
幸せな結婚は、考え方から。

